南海奇皇 第3話「謀られた黄昏」/第4話「閃光に抱かれる」

今週もワクワクする出来だな。なぜ俺は今の今まで見たことも聞いたことも無かったんだこのアニメ。
高揚感を煽る演出が素晴らしすぎる。テレビの中のテレビ画面が妙なリアルさをもたらす、3話冒頭のランガvs自衛隊を俯瞰した映像が好き。あと、音楽と音響とその使い方が素晴らしすぎる。渋谷に近づくときに、群衆の止め絵のまま話し声にランガの足音を乗せただけでめちゃめちゃワクワクする。音楽は冒頭の民族音楽っぽいやつから何から、このアニメの雰囲気を構成していて他に代えの利かないものになっている。
あと、キャラの表情も大変よろしいね。バンを降りると決めたときの海潮の表情とか、私小6ですよって夕姫が先生にさらっと言って流す場面とかは特にそうだけれど、全般にその場その場の感情がとてもよく表現されてると思う。
んで、お話のほうは色々あったけれど自分達を王と認めて=兄が死んだことを認めてひとまずここまでの話はランガ上陸戦の話は落ちついたっぽいけれど、今後どうなっていくんだろう?夕姫が海潮を問い詰めるときに(ジョエルの)肌の色が違うから?とか、明治神宮が壊れることを気にしたりとか、微妙にヘビーな話題混じってるのが気になるんだけれど、本筋の話が何なのかが全然見えない。逆に言うと、それでもこれだけ面白い全4話はスゲーけれどな。