ぼくらの 第22話「道程」

思わず「走ってる走ってる、ウシロ走ってる!」と叫びかけた。OPの絵はこんな最後のほうの話からも引っ張ってんだね。眼力がないので何が評判になる理由が自分にはよく理解できないんだけれど。
それはそれとして、ウシロの話。よそよそしい父親に疎外感を感じるウシロの繊細なキャラクターが好き。カナを殴りだしたのは昨日今日の話じゃないんだな。ウシロの母親が自分の母親と違うことを知ってしまったカナもカナで可哀想だよね。そんな話聞いちゃったらウシロが可哀想になって殴られても耐えるしかないよね。カナは前話で「あたしだって淋しかった」って発言があったけれど、母親がいないのが淋しいのかと思って大して気にしなかったけれど、あれはウシロが淋しそうにしてるのが淋しかったってことも含んでる気がしてきた。
そういえばウシロ達がカンジの家にいるのが不思議だったんだけれど、夏休み入ってからの話で一時的なものだったんだな。カナを無理やり連れて行くウシロにウシロの淋しさを感じた。