鉄腕バーディー DECODE 第12話「DOOMS DAY」

ついに、中杉さんがもう戻れないところまで行ってしまって残念きわまりない。いや、別荘のある村や家政婦さんを殺した時点でもう引き返せないだろっていう話しもあるかもしれないけれど、数人程度ならまだどうにかなりそうな気もしてたけれど、こんな何百人何千人規模でやってしまうと、もう完全にどうしようもないという気がする。バーディーが処理するか、浄化の火に殺られるしかないのかしら。どうにか(つとむの周辺的に)救いが残って欲しい。
後、シャマランの最期がありがちで逆に意外だった。ボスと思われていたものが真のボスにあっさり殺されるとかありがち。シャマランはもう少し論理的に事を進めているのかと思っていたけれど、カペラの言うようにリュンカが予想以上だったってことなのかしら。
カペラのついたガトール大佐って誰だろう。2期に出てくるのかも。そういえば、カペラの存在意義があまり感じられなかったなぁ。
絵の方はビルの屋上をジャンプしながら移動するバーディーが、何だか力強くて目を引いた。渦巻き、波立つ海とかもパワフルで、服しか残っていない電車とかエスカレーターとかはシュールでゾクッとするものがあって良かったなぁ。ああいう終末テイストの絵は好きだ。
あと、中川の乗る船が橋脚に当たって停船する様子を描いてくれたのは、最終決戦の場が形成される様子を明示することで、さぁここからだ!と気分が盛り上がってワクワクする。その後つとむが街を駆けて、室戸さんの車でパトカーをぶっちぎるのも、用意された決戦場へ向かう勢いを感じられて楽しかった。
そして、この深刻な場面で有田しおんの予告がもの凄くうざかった。