攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 最終話「憂国への帰還」

タチコマがあああぁぁぁーーー!!!
泣ける。最後が「手のひらを太陽に」を歌いながらっていうのが、またタチコマらしいんだけれど、そのタチコマらしいタチコマがこれで最後かと思うと明るい歌なのに悲しくなって仕方が無い。ここまでくるとタチコマにはゴーストがある気がするな。そもそも明らかに個性があるし。バトーとの通信が途絶えたときにイシカワに同行していたタチコマって、例のいつもバトーが選んで乗っていたタチコマだよねきっと。あー、ともかくタチコマがあんなことになって悲しい。荒巻が『"部下"の犠牲』って言ったのも
それから茅葺総理かあいいよ茅葺総理。『悔しい』って正直に真情を吐露してしまうあたり女性なのかなあっていう気もするが、追い込まれたところから腹を括って立ち上がったのは見事かな。逆境から盛り返すシチュエーションってそれだけで楽しいです。
んで、バトー。『もとこー!』って、確か1stシーズンの最後でも叫んでなかったっけ?確かイシカワにからかわれてた気がするけれど。ともかく純情で、見ててほのぼのする。『(心を許せる誰かが)いなくは無い』って答えた後に、必死で素子を探すバトーのカットが入るあたり上手い演出だな。
そんなこんなで、終わりは迎えたが今回も大団円とは行かない攻殻テレビ版ですが、とにもかくにもはったりがかまされまくってて非常に面白かったです。