機動戦士ガンダム00 第5話「限界離脱領域」

主人公一言くらいしか喋って無い割りに、5話にして初めて普通に面白かった。
時間制限っていうゲーム的要素って何十年も前から使い古されているけれど、それでもやっぱり盛り上がるよね。その要素に、地味に熱い人革連のセルゲイ中佐とデュナメスの超超長距離射撃が加わってけれん味があって見てて面白かった。中佐いいわ中佐。「彼女はまだ乙女だ」とか「私にも、恩を感じる気持ちぐらいはある」とか、適度にくさい台詞をはいてくれて、ガンダムにおっさんは欠かせないということを改めて立証した素晴らしきおっさんです!それから、デュナメスの地上から宇宙への射撃はあり得ないほど超超長距離けれど、チャージに時間がかかるとか、雲は邪魔とか、適度に制限があってそういうもろもろ含めて好きなギミックです。そして、一発目の射撃のタイミングも素晴らしいよね。「ガンダムマイスターは一人じゃない!」って、てっきり僕が死んでも代わりは居るさ的意味かと思ったら、言った瞬間に遥か地上から狙撃してきてありがちだけれど、きっちりタイミングを決めてて盛り上がった。
それら戦闘シーンの盛り上がりに加え、マリア様とかルイスとかスメラギに楯突くティエリアとか人間模様も微妙に動き出して今後に期待できそうな雰囲気。