ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- 第3話「覚醒 ―集いし翼―」

状況は把握していません。けれど、GONZOと言えばCGっていう時代があったことを思い出させる、CGのドラゴンがビュンビュン飛び交う見応えある回でした。アクチュアライズ承認!って威勢よく言った割に、着替えが手動なのにはがっかりして心配になったけれど、その後の女の人達が手を組んでくるくる回るシーンや、執事の人の顔面アップから足元の地面まで一気に舐めてく場面や、金髪少女がスケボーっぽいものに乗って駆けていく場面とか、そういったISDAの人たちがドラゴンになったり乗ったりする一連のシーンが、一体ずつ違った気合の入った見せ方をしてくれて非常に楽しかった。
あと、個人的に空中戦一般がスピード感があって好きなんですけれど、これはそれに比べて空中での攻撃のインパクトの重さみたいなのも感じられて、厚みのある絵が見れてこれまた楽しかった。
それから、お話のほうは自分のもののはずのドラゴンに突き飛ばされたかつ、友達に乗ってかれたカズキさんの行く末が楽しみでならないです。そんなくらいで終わるかと思いきや、最後の最後にたそがれたサカキ司令が見られて、ちょっと陰鬱な感じが好きだ。
そんな感じで、高揚感と陰鬱さと両方兼ね備えたとても良い回でした。