ストレンジドーン 最終話「あなたの声に心はひらく」

えーと、んーと、良い雰囲気アニメでした。うん。


いや、なんつーの?ビックリした。特にBパートなんかみんな顔が怖くなるしさ。ビックリした。
顔以外にも前話まで懇切丁寧に各々の思いとか状況とか描かれてたのに、最終話は魔人さまがぷっつんしたのをきっかけにみんながみんな何だかぶっちゃけるだけぶっちゃけて魔人様いなくなっちゃうっていう、顔のことも含めたこれまでの対極のような展開にビックリした。
そういった諸々含めて12話までと最終話の間に僕には明らかに断絶が見えるのだけれど、全13話だと仕方ないのだろうか。12話までの丁寧さも、最終話の勢いで押し切った感がする作りもそれぞれに味があって好きですけれど、全体としてどうかと言われると最終話だけ浮いているのが非常に惜しまれる。
結局「魔人様は何しに来て、何をして帰ったのか」とか、「アリラ王女は?」とか、「魔術師みたいなのは何?」とか、「戦争はどうなったん?」とか色々フラストレーションの溜まる終わり方でしたが、1話1話は非常に面白い名作だったと思います。とりあえず5年前のマイナーな作品が見れただけでよしとしよう。