東のエデン 第5話「今そんなこと考えてる場合じゃないのに」

ジュイス×エレガント=鳥葬。
総理にギャフンと言わせたり、ジュイスさんのセンスには感服です。
それはそれとして、森美咲の話。森美咲の話自体も興味深いというか、これまでアンニュイな感じだったのはそういう理由だったのかっていのは確かにあるけれども、それよりも滝沢が『この国を救う話』と『森美咲の話』を結びつけたのが興味深かった。やれミサイルだ、やれセレソンだ、やれサポーターだのと大仰な設定が視聴者に対して提示されていたけれども、その大仰な設定に巻き込まれた滝沢の行動原理を決定づけたもの(あるいはきっかけ)が、しごく個人的な理由であることに人間らしさを感じはする。けれども、それに縛られすぎるとよくあるセカイ系の話に傾いていってしまって(そういえばセカイ系って最近聞かないな)、これまでの話しから期待した『東のエデン』のイメージとは異なった物語になっていくのかなぁという些細な心配が沸いた。まぁ、今後の滝沢の行動次第だけれども。
滝沢の行動といえば2万人のニートはどうやらドバイの砂漠に放ってきたっぽいけれども、何考えてんだ。それでも、よく2ヶ月で帰ってこれたなニート。逞しいよニート。それが目的だったんだろうか?確かに2万人ものニートが全員社会復帰したら、そのことはこの国を救うことと結びつくかもしれないけれども大胆だな。