鉄腕バーディー DECODE:02 第2話「Simple Twist of Fate」

容疑者の似顔絵がウケた。
それはそれとして、何故か婆さんの家にいるカペラちゃんの引きつった笑顔と震えた声が、以前のカペラちゃんとギャップがあってよろしかった。ギャップ好きなんだよギャップ。つーか、カペラちゃん女だったんだ。全然気にしてなかった。
もちろんギャップだけじゃなくて、短い時間に小さくもなく大きくもない程度に反復される"振り向く動作"の細かさがよろしかった。震え具合が良い感じだ。
あと、医者の先生が廊下を歩く後ろ姿が良い意味で気持ち悪かったので何度もスロー再生したんだけれども、これ最初は先生の後ろ姿と視点との距離が一定なのに、途中から離れて行ってるんだよね。しかも先生さりげなく画面右から中央に時間をかけて徐々に徐々に寄ってきてるし。同僚の先生が視点と幼なじみの先生の間に割り込んでこれるくらいに。その、いつの間にか距離感とか立ち位置が変わってるのが気持ち悪くて面白かった。
さらに、その直後の手を振るバーディーがまた気持ち悪くて面白い。こちらは何度見ても何がそう思わせるのか分からないんだけれども、とりあえず体全体動きすぎ。特に一度膝を屈めた後の腕の動きが気持ち悪くて見応えがあった。
んで、ナタル先生が親父の家の階段を上がっていく場面も左右に揺れすぎ。
これで打ち止めかと思ったんだけれども、さらに後半の逃亡犯との闘いでの空中での戦闘の浮遊感とスピード感がたまらなかった。特に前者の方。逃げる犯人の足を掴んで空中でくるくる回ってる場面での滞空時間が長いうえに、視点が360°くるくる回るので自分が飛んでいるかのような気になって楽しすぎる。最初に屋上を走る犯人の足に視点を置いたのも疾走感があってよかったな。
とどめに最後のナタルの虐殺と。虐殺ってほどじゃないけれど、壁にたたきつけられる場面なんか生々しかった。
ほぼ9割が絵の感想になったけれども、お話の方はナタルとバーディーの関係がメインに据えられていくのかな。あとは、カペラちゃんが面白いのでカペラちゃん出してくださいカペラちゃん。