屍姫 赫 第12話「夜明け」

色々絵面が格好良かった。
陣地を打ち破るために、最強の剣姫が剣を一閃する場面とそれに続く爆発の場面が、画面の右端に置かれた剣姫とその前方の衝撃波、さらに真っ赤な背景が一瞬に納まっていることで感じ取れる、その剣の剣戟のスピード感がたまらない。かと思えば、烏みたいなのが消えたかと思った次の瞬間には今度は剣姫がどセンターに位置して背を見せてシンメトリーで剣を掲げてるわけですよ。その構図がまず格好良い。さらに、やはり中央付近から画面全体に広がる爆発の描写が構図の格好良さに勢いをプラスしていて大変かっちょ良かった。
あとはラストのオーリの命なんて気にせず使って戦うマキナが全部かっちょ良かった。全部かっちょ良いんだけれども幾つか挙げると、襲い来る無数の屍の腕をかいくぐりながら蹴り飛ばしながら、七星の顔面をグワシって掴むまでの場面が短い時間に細かく動いてて見ていて楽しかった。あと、その後の連続で七星の周りの屍蹴りまくってるときの力強さとか、憎しみに満ちた表情とかとてもパワフルで見ていて力が入る場面だった。表情は特に良いね。
んで、お話の方は景世死んじゃって残念。その後の戦う場面と比べるべくも無い、景世を案じた眞姫那の表情もまた別格によかったなぁ。