ヒャッコ 第5話「合縁虎縁/人には添うてみよ、虎とは戦ってみよ」

カラオケボックスの場面が面白かった。1話の時とか前半でも思ったけれども、この作品光の差し方が絶妙だわ。カラオケボックスでは自然光じゃなくて完全にスポットの灯りなので目立つんだけれども、決して邪魔でなく恍惚感(歌ってる本人の)が増幅されていて良い。多分スポットが差してないとただの寒い場面になってる気がする。
あと、歌ってる間小刻みに体が揺れてるのも同じ効果があって良いなぁ。バンクなんだろうけれども、それでも曲のリズムに合わせるの面倒くさそう。声の方が合わせたのかしら?
それから喧嘩し始めた場面での顔のアップに入る集中線とか、黄色/青色反転とかアメコミチックな演出が逆に最近のアニメでは珍しくて楽しかった。虎子がヤンキーを馬跳びで交わす場面や、逆にヤンキーが虎子の拳を交わす場面もクイックで見応えがあった。