鉄のラインバレル 第1話「クロガネと少年」

あー、この主人公痛いな。まさに『やればできる俺』って感じで非常に痛々しい。谷口監督のインタビューってコードギアスよりこっちが頭にあったんじゃないかしら。
女の子に守られて悔しい気になるくらいなら理解できなくもないけれど、台詞が一つ一つ痛々しいし、女の人を助けて得意になってるのも痛々しい。
・『そのうち、やつらの方から俺に従うようになるんだ』
・『俺には力があるんだ。今はまだ目覚めてない、大きな力が』
ただ、劇中でもキチンと痛々しいキャラとして描いてあるので、幼なじみの少女の台詞にも刺さるものがあって、今後のそういった心理面の描写の変遷が楽しみ。

・『強がってるだけで。ただ待ってたって何も変わらないのに』
メカの方はGONZOにしてはCGが背景と馴染んでてあまり違和感なく見られる。特自が輸送機から降下して地上に着地する瞬間の描写が重量感を感じられて気に入った。