ヒャッコ 第1話「虎子相まみえる」

日本アニメーション!個人的には久々に名前見た。多分ファンチル以来。日本アニメーションもこういう美少女もの?作るんだね。ちょっと意外だったけれど、前向きさが感じられて好ましい。
んで、ぶっちゃけ録画した覚えも無かったけれど半ば義務のように見始めて、ただの美少女ものかと思いきや原画に梅津泰臣いたし、所々目を引く演出があって予想を裏切って面白かった。これだからアニメを見るのが止められない。
冒頭の主人公と髪の青い長い女の子が廊下を延々と歩いているシーンの影の付け方と、コツコツと絶え間なく続く靴の音にバイオリン?の音が重なってるのが、無駄にミステリアスな雰囲気を作り出していて、学校の場面でそういうことをやるのは面白いな。
その髪の長い青い女の子も、小学校の頃から私立の学校に通ってるとか言うから優等生キャラなのかと思いきや変な顔して嘘ついてるし。
2階から飛び降りてきた(虎子だっったけ?)女の子が飛び降りてくる場面は、ゆっくりと空中を漂う絵に、これまたクラシックな音楽が乗って時かけが思い浮かんだんだけれども、そのイメージを着地後に見事に裏切っていて意表を突かれた。
それから自分でも理由がよく分からないけれども、煉瓦を引き抜くときの指の当て方がちょっと艶めかしくて気になった。よく見ると親指と人差し指と中指だけで掴んでるの。中々リアル。あー、女の子の手の小ささが表現されてるから艶めかしいと感じたのかな?引き抜いたあとそのまま煉瓦を投げようとするときも両手で持ってるもんな。男なら片手で放り投げますよ煉瓦くらい。
さらに、その後先生を殴りに行くシーンで一度左足を力強く踏み込んだあと一瞬スロー気味になるのがタメを作っていて、その後のシーンと合わせてリズムがあって良かった。
話の中身があまりにも無いので見続けるか疑問だけれど、1話は結構見所がたくさんあったな。