“電脳メガネ”で遊ぶ子らを描いた経験から審査に臨む〜デジタルデザインコンペ

『仮想空間を題材とする「デジタルデザインコンペ2007」』の審査委員に磯監督が。

●磯氏からのコメント

エンターテインメントを生業とする立場から、専門家とは違う一般的な感覚と、もし仮想空間の中に入れたら面白く感じるかどうか、という観点で応募作品を見つめてみたいと思います。建築が空間と密接な関係を持っていることは既に多くの識者によって語られていますが、仮想の空間という新しい要素にも、従来の感覚と通底する普遍的な側面を果たして感じられるものなのかどうか。仮想の空間をテーマの一つとして描いている作品の作者としても、興味は尽きません。応募作品と対面する日を楽しみにしています。

磯 光雄(アニメーション監督・脚本家)