ぼくらの 第23話「雪景色」

久しぶりにミサイルバンバン飛んでて燃えた。飛行機が落としてくミサイルの圧倒的な物量と、あたり一面が燃え上がってくシーンがスケールの大きさが好きだ。
あと、マチの行動が意外だった。ここまでついてきた兄貴を殺せたのも意外だったけれど、殺し方が普通なのも意外だった。マチにはコエムシみたいな超常的な力は無かったのかしら。以前首に映像ケーブル直接ぶっさしてたのでそういったギミックが登場しても不思議じゃないと思ったんだけれど、普通に拳銃だったな。まぁ、ウシロが避けれなかったコエムシの攻撃避けてたけれど。何にせよ躊躇いなく銃を連射するマチの決意のこもった表情は良かった。意外といえば、コエムシってぬいぐるみみたいに柔らかい素材を想像してたんだけれど、ずいぶん硬質だった。
それから、ラストの雪景色は夏休みから始まったこの物語の時が、随分と経過したなぁっていう感傷と、直前までの業火の光景との対比が効いててマチの死の物悲しさが増して良い場面でした。これまで死んでいった中学生たちの中で、死のシーンが一番丁寧に描かれたた気がする。