地球へ… 第17話「永遠と陽炎と」

全般に名場面だらけで熱かった。
・OP前のジョミーの周りにナスカの子たちが対称形に並ぶのがいきなり格好いい。シンメトリーって効果的に使うと美しくて燃えるよね。どうでもいいけれど、トォニィ成長しすぎ。
・シェルターに居残った人たちですけれど、平和ボケの頭のゆるい若者達だと先週まで思ってたけれど「俺達はここで生きると決めたんだ」と意外と立派な覚悟を抱いていて見直した。シャングリラしか知らなかった人たちの、ナスカでの4年間がいかに特別なものだったかっていうことを良く表してるなぁと思う。
・Bパート入ってすぐの"かつてソルジャーと呼ばれた男"ブルーがメギドに向かってく場面の、見てるほうを高揚させる音楽が大変素晴らしい。いつものコーラス乗った曲と感じが全然違って、ラスボスとの戦闘シーンみたいなゲーム音楽っぽい曲だったけれど、これはこれでとても良かった。何度でも書くけれどこの作品の音楽は要所要所の場面を盛り上げて大変素敵。あと、ブルー着艦前後でカメラが一気に寄ってくのが格好良い。音楽に対してCGはいまいちだなというのが自分の感触なのだけれど、そのいまいちなメギドの上に着艦したにもかかわらず、ブルーが全然いまいちに見えないスピード感のあるカメラワークだった。
・サブキャラなんて全然覚えてないんですけれど、キムさんは"ミューじゃない"ジョミーを殴った彼だったのか。懐かしいな。
・ジョミー。本当、「僕はミューじゃない!」とか言ってたころが懐かしいくらい、立派なソルジャーになって感動する。個人的に成長譚が好きなので二度目のメギド発射直後の「ワープ!」とか、最後の演説とか見てると感動するわ。ブルーの死をもって遂に真のソルジャーになった感じだな。