ゼーガペイン 第22話「ジフェイタス」

戦闘が地味だ地味だ言われ続けた鬱憤を晴らすかのように戦闘シーンが盛り上がってて超満足。オケアノスって基本的に単独で戦闘してるのが定着してたんだけれど、最終決戦にいたって全艦集合して艦隊戦が繰り広げられたのには良い意味で意表を突かれてワクワクした。戦艦みたいなでかいものが徒党を組んで闘うっていうだけで燃えるシチュエーションですよ。Aパートの最後でミナトがカウントダウンる最中1秒ごとに顔のアップを切り替えて、最後に一気に引いた後各艦が発進する場面もまたよかった。“戦艦の発進”っていうシチュエーション自体格好良くて好きなんですけれど、オケアノスの中で一気に引いたところで格好いいと思わせておいてさらに艦隊が連続発進っていう二段構えの演出が憎い。あー、アニメに出てくる戦艦大好きだあ!
んで、後はミナト。冒頭必死にシマを修復しようと努めてた人がさ、真実を知った後はシマの穴を埋めようと気丈に振る舞って頑張ってるわけですよ。ちょっとだけ泣けてくるよね。
それからシズノがミナトに真実を告げる場面をカミナギが映画館から一人で見てるっていうのもこれ以上ぴったりな場所がないくらい上手いと思った。しかも大事な話をしてるのに、手に飲み物持って飲みながら無表情で見てるあたりが、抱きしめても動揺しないとかよりもカミナギの置かれてる状況をドンピシャで表現してて、その異様さが改めて分かる。