バンダイグループ05年3月期、米国地域での不振が響き営業利益11.8%減

予想通りの減益。以下プレスリリース(PDF)からのほぼコピペ。北米市場は主に新商品が売れなかったのと、映像ソフトの返品が増えた事による物。

事業別の概況

好調だったもの

(トイホビー事業)
・「ふたりはプリキュア」の女児向け商品が非常に好調
・「特捜戦隊デカレンジャー」の男児キャラクター玩具が堅調
・「金色のガッシュベル!!」のカード、自動販売機用商品、玩具菓子商品も好調
・「Tamagotchi(タマゴッチ)」シリーズが全世界で大変好調
・「POWER RANGERSパワーレンジャー)」シリーズの商品が堅調
(ライフスタイル事業)
・「シナモロール」・「ふたりはプリキュア」の子供向け衣料が大変好調
・「mi・ke・ra」・「Real B voice」などの若者向けブランド衣料も人気
・「らくがきこども せっけん」が人気となり業績に貢献
アミューズメント事業)
・キッズ向け乗り物機
・「コンビニキャッチャー2」の販売が好調
・「機動戦士ガンダム」のコックピットを忠実に再現した「機動戦士ガンダムバトル・オペレーティング・シミュレーター」が人気
(ゲームソフト事業)
・「ドラゴンボールZ3」が前作に引き続き、非常に好調
・「スーパーロボット大戦MX」・「NARUTO−ナルト−ナルティメットヒーロー2」などが人気となるとともに「機動戦士ガンダム」シリーズが堅調
・「攻殻機動隊」シリーズ、北野武監督作品の「座頭市」、DVDボックスとして発売した「カウボーイビバップ」などが好調
・レンタル用DVDビデオの導入を積極的に展開し、売上に貢献
(ネットワーク事業)
・「SIMPLE100」シリーズや、「ケータイで発見!たまごっち」シリーズなどの携帯電話向けのゲームコンテンツが好調
・アニメーションを中心としたオンデマンド配信事業も、引き続き人気

なんで減益なのさ

(トイホビー事業)
アメリカ地域においては厳しい市場環境の中、新規商材を市場に浸透させることができなかった。
(ライフスタイル事業)
・「びっくらたまご」シリーズの競争力強化にかかわるコスト増や文具事業における不振。
アミューズメント事業)
・異常気象などの外的要因により、秋以降は市場全体の伸び悩みの影響を受けた。
・事業の強化を目的に承継した「浅草花やしき」の運営に伴う初期コストの影響
(ゲームソフト事業)
・海外において、前期に好評を博した「.hack(ドットハック)」シリーズのような大型タイトル不在により
低迷した。
(ビジュアル事業)
アメリカ地域において映像パッケージソフトの独自流通化に伴い、返品が増加した。
(ネットワーク事業)
・コンテンツプロバイダー間の競争激化
・モバイルコンテンツの有料会員数が伸び悩んだ
・高付加価値コンテンツの開発にかかわるコスト増