神様ドォルズ 第1話「神はきたりて」

原作はずっと読んでいるのだけれども、冒頭のシーンが思いの外エヴァっぽく描かれててちょっと驚いた。アニメにするとこうなるのか。暴走状態っぽい。
室内での戦闘場面は狭苦しさ(=日比野さん言うところの案山子の威圧感)が出ているのがよかったかなぁ。
あと、石川智晶が個人的に久しぶりに聞いたけれども、曲に乗せて変わるOPの色使いが地味に良い。

フラクタル 第3話「グラニッツの村」

ノイタミナで流血していいのかしらん?
それはそれとして、物語の構図が見えてきて面白くなってきた。フラクタルvsアンチフラクタルの対決になるっぽいな。でも、フラクタルに完全に支配されているのなら、ロスミレのようなゲリラが出てくる余地が無いように思えるんだが。それに、僧院自身はフラクタル支配下にあるのか、僧院がフラクタルを利用して人々を支配しているのかどっちなんだろう。

フラクタル 第2話「ネッサ」

ネッサは一般人うけすると思えないなぁ。思えないっていうか、冒頭からこんな不思議ちゃん出されたら普通はチャンネル変えるんだろうな。
まぁ、自分は今さらそんなので脱落しないけれど。それでも絵の持つ雰囲気と、ネッサとか3人組とかのキャラの所作にギャップを感じて若干戸惑いはする。絵の雰囲気からは、クレインと両親のドッペルの会話の部分みたいなちょっと重い感じが合う。あそこの家族の会話の部分がこの作品の核なんだろうけれども、最終的にどうまとめるのかが気になるなぁ。家族は一緒にいるべきだ、みたいなよくある方向に持っていくのか、思いもかけないまとめ方をするのかは楽しみ。

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

さほど期待せず見に行ったけれど、想定以上に面白かった。去年劇場版マクロス見た時も思ったけれども、CG作画の戦闘シーンっていうのは大画面に映えて非常に良い。空中戦での自由自在なカメラワークがファフナーの疾走感を存分に描き出していてワクワクした。戦闘シーン必見って感じでした。つーか、Bluray上映って自分始めてみたんだけれども、結構綺麗で衝撃的だった。自分画質にはさほどこだわらないんで、十分すぎるほど綺麗でちょっと感動した。時代の進歩すげー。
お話の方は、TV版で北極のミールを倒してメデタシメデタシかと思いきや、人類軍のせいで?まだ戦闘が続いててさぁ大変って話だった。一騎とか総司とか要とか、TV版で残念か感じのまま終わってしまっていたものが、割とハッピー目な感じで終わったのが良かった。失ったものを回復しただけでなく、保健の先生の娘とか、成長する後輩とか新たな希望が提示されている点も良かった。ただ、後輩の境遇の説明がちょっと物足りない感じがしたけれども、まぁ映画だからあんなもんかねぇ?最初口の聞けなかった子の姉ちゃんが弟の何に苛立っているのかよく分からなかった。
あと、カノンの髪がTV版より伸びてるのが個人的にツボだった。生徒会とかやってカノンがすっかり島に馴染んでるのが喜ばしい。そういえば会議室?にいる元人類軍の人達が熱い魂をお持ちで燃えた。
まぁ、全体的には久々に楽しい作品でした。